方言って、楽しい。面白い。
そんなふうにしか思ったことないけど、人を救うために壁になる場合があることを知りました。
この表は、2016年5月5日の西日本新聞に掲載された記事の一部です。
記事は、熊本地震で被災した方々を医療従事者が治療等するのに、方言が邪魔をする、そのため、言語学者が方言ガイドを作成し、その手助けをする、というものでした。
なるほど、そりゃそうです。
その地元出身の医者が仕事するのには支障ないけど、違う地域の出身者では言葉がわからない。
若者ならまだいいかもしれないけど、特にお年寄りの方言は解読が不能な場合が多い。
しかも、熊本の中にもいろいろ方言があります。
他県、あるいは九州以外の地域のみなさまは、「熊本なら“ばってん”でしょ?」とひとくくりにされるかもしれませんが、そうではないですね。同じ市でも、隣の町では全然使わない言葉が存在したりする。
そういう意味で、方言のガイドは必須ですね。
【追記】ありがとう!
西日本新聞さん
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/243203
福岡女学院大学「熊本支援方言プロジェクト」さん
http://www.fukujo.ac.jp/university/other/hougenpjt.html